毎月感度の高い作品を展示するアート企画 ONVO SALON×Gallery Pepin「今月の1枚」
「ONVO SALON × Gallery Pepin ー今月の1枚- #31 本多 真理子」
あるときは展示室の壁穴に赤い毛糸を詰める詰める、またあるときは画廊の壁面に丸めた
新聞を詰める詰める、またあるときは有名建築のエスプラナードに紙テープを貼る貼る貼る。
本多真理子の行為と蓄積が、過ぎゆく「時」の具現化として空間を変化させ、鑑賞者を
アート思考へと導く。
2022年のラストは彫刻家でありインスタレーション作家の本多真理子さん。
ご期待ください。
●アーティストプロフィール
本多 真理子
mariko honda
1964. 埼玉県生まれ
1992.東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
まることのない「時」、よって会期中に変化する会場、変化を予測する場、変化の結果を観る場
合として設置しています。あっという間もなく記憶になる「時」の経過。確実に子供の頃より年々
1日が巡る、1年が巡る速度が速くなっていること。体感速度はなぜ変わるのか?ネズミの一生は
私たちからすると短すぎる。じゃあ象は長いのか。「ゾウの時間 ネズミの時間」本川達雄著を
読んで府に落ちた感覚を「動物は体の大小問わず約20億回の心拍数が寿命である」ことから得ま
した。しかし著書の中でもなぜだかわからないがとのこと。
いくつかの動物の心音の点滅、一本の赤い糸の軌跡、乾いた砂の移動と音、など府に落ちたけ
どわからないことについて模索しています。
■個展
2022. 「colors」ぎゃらりー由芽/東京
2021. TOKI Art Space/東京
2020. 「The hole」ぎゃらりー由芽/東京
2019. 新春企画展TOKI Art Space/東京
2018. 「Flowers」 ぎゃらりー由芽/東京
2016. ぎゃらりー由芽/東京 , 「美術と街巡り」企画:羊の衣は姿を変えて(さいたま市内中学校にてワークショッ
プ&展示)
2012. 「UNDERGRAUND」GALERIE SOL/銀座
2011. 「無生物たちの共存する世界」ぎゃらりー由芽/東京, 「Red Line Connection #17 〜途方もない間〜」
TOKI Art Space/東京 , 「Red Line Connection #20 」メタルアートミュージアム光の谷/千葉
2008「RED LINE CONNECTION」Weissraum/京都
2009. 「残暑味わう〜赤い糸でつながって〜」ぎゃらりー由芽/東京
2010. 「赤い糸の先にあるもの」ギャラリー健/埼玉
他、RAMP Gallery、秋山画廊、ルナミ画廊/東京
グループ展
2022, 「シンツウ展」/
2019,20,21,22 エスプラナード展埼玉会館(美術と街巡り・浦和) / 埼玉
2020. 埼玉国際芸術祭2020 「美術と街巡り・浦和」「エスプラナード展」ワシントンホテル,埼玉会館 / 埼玉
2011,13,〜20 「波浮港現代美術展」 「アートアイランズTOKYO2013~18」 /東京
2017. 山の小さな展覧会/香川
2016. 「福島からの手紙 part2」月光醤油/福島
2016,17,18 「’16,’17,’18美術と街巡り・浦和」 青山家、三代目満作、アートスペース717/埼玉
2014,16 ,17 「アーチストセンター展」 /東京
他、「西宮船坂ビエンナーレ」/兵庫、我孫子国際野外美術展/千葉、「国際野外の表現展」東京電気大鳩山キャ
ンパス/埼玉
リトアニア、オーストリア 、ルーマニア、タイ、韓国、ドイツ、にて展覧会やアートシンポジウムに出品参加
パブリックコレクション
医療法人社団KNI 北原RDクリニックエントランスホール壁面レリーフ
新明電材株式会社 創業者家族像
新明電材株式会社 社長家族
●開催イベント
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