ONVO STUDIO EXHIBITION Vol.3 アトリエメンバー4人展
シェアアトリエONVO STUDIO INAMACHIのアトリエメンバー4人によるグループ展が無事、会期終了いたしました。長いようで短かった6日間、多くの方々のお力添えをいただき開催することができました。
そこで今回のグループ展の模様をお伝えしていきたいと思います。
会場はシェアアトリエに併設しているワークスタジオで、リトグラフ・日本画・抽象絵画・書とジャンルを
超えた様々なアート作品と共に、制作現場もご覧頂ける展覧会でした。
そして会期中には+アルファ企画も盛りだくさんご用意し、みなさまに楽しんでいただけたことと思います。
会期中のリトグラフ版画のワークショップでは、恒例となりつつある本多史朗さんを講師として
お迎えし、世界に1つだけのオリジナル作品を作っていただきました。
お子様もご参加いただき、展覧会場内での貴重なワークショップとなりました。
シェアアトリエブースも自由にご覧いただけるので、初めてみるアトリエに興味深々のお客様もたくさんおられました。
「こうゆう場所があるとのびのび制作できるからいいですね」「近くに住んでいるけどこうゆうスペースでしたらとっても嬉しい!」などお声をいただきました。
オープンアトリエとして開放することで、普段見ることの出来ないスペースを皆さまにご覧いただけて良かったなと思っております。
ONVO STUDIO INAMACHIではアートを通じて地域の方々とのコミュニティの場所を目指しているので
このようなお声が聞けてとても嬉しいです。
またアトリエの一角で大場さくらさんの公開制作=ライブペイントを行っていただきました。
その場で描いているタッチひとつに息をのみながら、ご覧になっているお客様が
印象的でした。
「なかなか実際に見ることはないからとても刺激になりました」「趣味ではじめてみようかな」など
大場さんならではのライブに刺激をもらえた方も少なくないと思います。
アートで気持ちに変化をもたらすことを近くで感じ、私自身も少なからず刺激をもらった一人です(笑)
最終日には、アトリエメンバーであるアーティストたち・運営会社であるものくり商事代表の早坂・ディレクターであるGallery Pepinの小林・伊奈町で地域活動している方々・さいたま市で「地域とアート」に取り組んでいるアーティストが中心となって、今後の当施設の在り方からアーティストの生き方とその方法について座談会を開催しました。
それぞれの立場からの提案やご意見など、たくさんのことを話合いました。
出来ること、やりたいことを可視化していくことの大切さや、共有・発信など小さなところからでも1歩ずつ積み重ねることで生まれることがあります。
アーティストがアーティストとして生きていくうえで、住まい・仕事・制作場所が地域の中でおこなえる環境づくりもその1つです。そこには企業とのマッチングで生まれるビジネス、地域との連携を図りコラボすることにより、ニュースを通して世間に知ってもらえる機会も増えてきます。
それが充実してよい流れで循環していく。そんなトライアングルが広がっていくと面白いですね。
1歩ずつですが、進めていきたいと思っております。
シェアアトリエメンバーと★